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教育・人材育成

教育・人材育成

私たちは将来を担う感染症専門家を育成することにも力を注いでいます。また、感染症は医療全般に関わることから、感染症診療や感染制御の基本的な対応を身につけた医師を増やしていくことも重要な課題と考えています。さまざまな段階に応じた教育を提供し、人材育成に取り組んでいます。

卒前教育

医学科3年生の講義(臨床・感染)を中心に感染症診療・感染制御に関する講義や実習を担当しています。あらゆる医師・医療従事者が身につけておくべき感染症診療や感染対策の基本を、興味をもって学ぶことができるよう工夫しています。
また、2023年度からは医学科5、6年生の臨床実習を担当しています。医学科5年生には身体診察、グラム染色、感染症の考え方を経験する機会を提供しています。医学科6年生にはこれに加えて、指導医のサポートを得ながら症例を自身で担当することで、感染症の診断や治療の方針を考える機会を提供しています。

卒後教育(初期研修医)

1~2か月の研修期間で病歴聴取、身体所見、感染症の検査と結果の解釈、院内感染症の鑑別と評価、抗菌薬の選択などを、1~2か月の研修期間を通じて習得することを目標としています。基本的にはコンサルテーション業務を中心に対応して頂きます。研修期間中に細菌検査室でのグラム染色実習も予定しています。感染症全般の知識の習得のために、勉強動画を用意しており、研修期間中に自己学習して頂くこととしています。

以下、ローテーターの声です。

 ①研修医2年目 K.T.先生

感染症の専門家がどのような点に注目して診療にあたっているのかを学習したくて選択しました。ローテートをして、感染症領域だけでなく、患者を包括的にアセスメントして診察に当たっている点が印象的でした。EBMという観点からも診療について学び直すよい機会でした。プレゼンテーションが多いのも医師としてのスキルを磨くよい機会になりました。自己学習の動画をこれからも見れるようにしてもらえると嬉しいと思いました。

②研修医2年目 M.S.先生

3年目に内科に進むにあたり、一般的な感染症診療及び抗菌薬選択を学習したいと思い、選択しました。抗菌薬の選択だけでなく、身体所見や画像の見かた、治療期間が変わるポイントなど全身的な診療を学ぶことができました。1か月の研修でしたが、学びがとても多かったので、2か月間選択したかったです。

③研修医2年目 I.M.先生

感染症診療について基礎的な考え方を理解して、将来の感染症診療に役立つことを学びたいと思い、選択しました。感染症についての知識と、臨床への応用の仕方について学ぶことができました。研修期間中に免疫不全の患者さんが少なかったため、もう少し経験できればよかったと思いました。

 

卒後教育(専攻医、フェローシップ)

それまでの経験やキャリアプランに応じたプログラムを提供します。詳細は以下の動画をご参照ください。

  • 東京医科歯科大学病院 感染症内科 内科専門研修プログラムが公開されました。
  • 東京医科歯科大学病院 感染症内科 感染症フェロープログラムが公開されました。

*2024年度の募集終了につき、上記動画の公開を終了しました。 

大学院教育

臨床感染症や感染症疫学を中心に多角的に感染症に取り組む専門家の育成を目指しています。

 

生涯教育

臨床のどの分野においても多かれ少なかれ感染症の診療に関わることになります。感染症の診断と治療に関する情報を提供し、生涯教育に貢献しています。

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